エクセルマクロについてお探しですね。
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毎日のエクセル作業、もっとラクにしませんか?マクロで始める業務効率化入門
毎日同じようなデータ入力や、決まった形式での印刷作業に時間を取られていませんか?「またこの作業か…」とため息をついている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、プログラミングの経験がまったくない方でも、エクセルの「マクロ」や「VBA」を使って作業を自動化する方法をわかりやすく解説します。
難しいコードを書かなくても使える「マクロの記録」機能の使い方から、安心して使うための設定まで、すべてお伝えします。
この記事を読めば、これまで何十分もかかっていた作業がボタン一つで終わるようになり、本当に大切な仕事に集中できる時間が増えますよ。
「マクロ」と「VBA」って何が違うの?まずは基本を理解しよう
エクセルの自動化について調べると、必ず出てくる「マクロ」と「VBA」という言葉。
似たような意味で使われることも多いですが、実は少し違います。
**マクロ**というのは、エクセルでいつもやっている作業の手順をまとめて、自動で繰り返してくれる「機能」のこと。
一方の**VBA(Visual Basic for Applications)**は、そのマクロを動かすために使われている「プログラミング言語」のことなんです。
つまり、私たちがマクロを使って作業を自動化すると、裏側ではVBAという言語で「こういう順番で作業してね」という指示書が作られているというわけです。
ここで安心してほしいのが、最初から難しいプログラミングの勉強をする必要はないということ。
エクセルには「マクロの記録」という超便利な機能があって、画面上で普通に操作するだけで、その内容を自動的にVBAのコードにしてくれるんです。
たとえば、セルを黄色く塗って罫線を引くという操作を記録すれば、エクセルが勝手にプログラムを書いてくれます。
プログラミングの知識ゼロでも、いつも通りの操作だけで自動化できちゃうんですね。
最初は記録機能を使って慣れて、徐々に裏側のコードを見てみる、という順番で進めていけば、無理なくスキルアップできますよ。
マクロを使えるようになると、毎日の仕事がびっくりするほど早くなります。
たとえば、毎朝届くCSVデータを決まった表に転記してグラフを作る作業とか、いくつものシートに散らばったデータを一つにまとめる作業とか、条件に合うデータだけをPDFで保存する作業とか。
これまで何十回もクリックして手作業でやっていたことが、ボタン一つで数秒で終わるようになります。
しかもミスもなくなるので、仕事の速さと正確さが両方アップするんです。
マクロを使うための準備「開発タブ」の表示と保存の仕方
マクロを作って使うためには、エクセルの設定を少しだけ変える必要があります。
実は、エクセルを最初にインストールした状態では、マクロを操作するための「開発」タブが画面上に表示されていないんです。
これは、マクロの仕組みをよく知らない人が、インターネットからダウンロードした怪しいファイルを間違って開いてしまわないようにするための安全対策なんですね。
なので、これからマクロを使っていくには、まず自分で「開発」タブを表示させる設定をする必要があります。
設定の手順はとっても簡単で、一度やればずっと表示されたままになります。
エクセルの左上にある「ファイル」タブをクリックして、一番下の方にある「オプション」を選びます。
すると設定画面が開くので、左側のメニューから「リボンのユーザー設定」を選んで、右側に出てくるタブの一覧から「開発」という項目を探してチェックを入れます。
最後に「OK」を押せば完了です。
これで、画面上部のメニューに「開発」タブが表示されるようになって、マクロの記録やプログラムの編集ができるようになります。
もう一つ大事なのが、マクロを含むファイルの保存方法です。
普通のエクセルファイルと同じように「.xlsx」という形式で保存しようとすると、せっかく作ったマクロが全部消えてしまうんです。
これはセキュリティの仕組みで、知らないうちに危険なプログラムが保存されないようにするためなんですね。
マクロをちゃんと保存するには、保存するときのファイル形式を**「Excel マクロ有効ブック(.xlsm)」**に変更する必要があります。
ちょっとひと手間増えますが、これを忘れると作った自動化の仕組みが全部なくなってしまうので、マクロを作った日は必ず拡張子を確認するクセをつけておきましょう。
コードを書かずに自動化!「マクロの記録」を実際に使ってみよう
準備ができたら、さっそくマクロを作って自動化を体験してみましょう。
初めての方に一番おすすめなのが、「マクロの記録」という機能です。
これは、スマホで動画を撮るような感覚で、録画ボタンを押してから停止ボタンを押すまでの間にやった操作を、全部記録してくれる機能なんです。
記録中は、セルを選んだり、文字を入力したり、色を変えたりといった操作が、すべて自動的にプログラムとして保存されていきます。
実際の手順を説明しますね。
まず「開発」タブを開いて、「マクロの記録」というボタンをクリックします。
すると小さな画面が出てくるので、マクロの名前を入力します。
あとで見たときに何の処理をするマクロなのかわかるような名前(例えば「月次レポート作成」など)をつけておくと便利です。
「OK」を押すと記録が始まるので、ここから自動化したい作業を普段通りにやっていきます。
やりたい操作が全部終わったら、もう一度「開発」タブに戻って「記録終了」ボタンを押します。
これで、あなただけの自動化プログラムの完成です!
作ったマクロを動かすには、「開発」タブの「マクロ」ボタンをクリックして、さっき作ったマクロの名前を選んで「実行」を押すだけ。
すると、さっき手作業でやった一連の操作が、あっという間に自動で再現されます。
最初は「セルに会社名を入力して太字にする」みたいな簡単な操作から始めて、マクロがどう動くのか感覚をつかむのがおすすめです。
慣れてきたら少しずつ複雑な操作を記録していけば、実際の仕事で使える便利な自動化ツールが、コードを一行も書かずに作れるようになりますよ。
マクロを使うときの注意点と、もっと便利に使うためのステップ
マクロはとても便利な機能ですが、実際に使っていく上でいくつか知っておいてほしい大事なポイントがあります。
一番気をつけなきゃいけないのが、**マクロで実行した操作は「元に戻す(Ctrl + Z)」で取り消せない**ということ。
もし間違ったシートでデータを一括削除するマクロを動かしてしまったら、大切なデータが一瞬で消えて、もう戻せなくなってしまいます。
なので、新しく作ったマクロを試すときや、大事なデータに対してマクロを動かす前には、必ずファイルのコピーを取っておくようにしてください。
具体的に気をつけたいことをまとめると、
・大事なファイルは別名で保存してからマクロを実行する
・マクロを動かす対象のシートやセルが合っているか確認する
・出どころがわからないマクロファイルは絶対に開かない
こういった基本ルールを守れば、トラブルを防げます。
それと、マクロの記録機能は何でもできるわけではなくて、「記録したときと全く同じ状況」じゃないとうまく動かないという弱点があります。
たとえば、毎月データが増えて行数が変わる表の場合、単純に操作を記録しただけだと、増えた分のデータに処理が適用されないことがあるんです。
こういうときに初めて、裏側で作られたVBAのコードを直接いじって、柔軟に動くようにカスタマイズする技術が必要になってきます。
記録したマクロのプログラムは、「開発」タブの「Visual Basic」ボタンを押すと見ることができます。
最初は英語だらけで「うわっ」と思うかもしれませんが、「Range(“A1”).Select」がA1セルを選ぶという意味だな、みたいに、自分がやった操作とコードを見比べていくと、だんだんVBAの書き方がわかってきます。
まずは記録機能でベースのコードを作って、データの行数が変わっても対応できるようにしたり、画面がチカチカするのを抑えたりといった微調整をVBAでやる、というやり方が、無理なくレベルアップできる一番の近道です。
焦らず少しずつ、自分のペースで進めていってくださいね。
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