エクセルで50音順に並び替えする方法をお探しですね。

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エクセルで50音順や好きな順番に並び替える方法を分かりやすく解説

エクセルで顧客リストや社員名簿を管理していると、「あいうえお順に並べたいのに上手くいかない」「役職や部署を決まった順番に並べたい」といった悩みに直面することがよくあります。

数字の大小なら簡単に並べ替えられるのですが、文字列の並び替えにはエクセル特有のクセがあって、思い通りにいかないことも多いんです。

この記事では、エクセルでデータを正しく50音順に並び替えるコツや、自分の好きな順番にデータを整理する方法を、初心者の方にも分かりやすく説明していきます。

1. 50音順に並ばない!その原因は「ふりがな」にあった

エクセルには、指定した列を基準にして表全体を並び替える「ソート」という便利な機能があります。

数字なら小さい順(昇順)や大きい順(降順)、日付なら古い順や新しい順に簡単に並べ替えられます。

文字列も同じように、昇順を選べば「あ」から「ん」へ向かう50音順に並ぶはずなのですが、実際にやってみると変な順番になってしまうことがあります。

この問題の原因は、**エクセルが漢字の「ふりがな」を見て並び替えている**ことにあります。

自分でエクセルに直接入力したデータなら、入力したときのふりがな情報がちゃんと記憶されています。

でも、他のシステムから出力したCSVファイルや、別のソフトからコピペしたデータには、ふりがな情報が入っていません。

ふりがながない漢字データを並び替えようとすると、エクセルは漢字に割り当てられた「文字コード」の順番で処理してしまいます。

そのため、私たちが普段使っている50音順とはまったく違う、バラバラな並びになってしまうんです。

解決方法は2つ

**方法1:ふりがなを編集する**
– 並べ替えたいセルを選択
– ホームタブの「ふりがなの表示/非表示」ボタンの横にある小さな矢印をクリック
– 「ふりがなの編集」を選んで、正しい読み方を入力し直す

**方法2:ふりがな専用の列を作る(おすすめ!)**
データ量が多い場合は、隣の列に「ふりがな」を入力する専用の列を作って、その列を基準に並び替えるのが一番確実で早いです。

2. 好きな順番に並べられる「ユーザー設定リスト」が便利すぎる

エクセルの通常の並び替えは便利なのですが、昇順・降順だけでは対応できない場面がたくさんあります。

例えば:
– 役職を「社長、部長、課長、一般社員」の順に並べたい
→50音順だと「一般社員」が一番上に来てしまう
– 曜日を「月・火・水・木・金・土・日」の順にしたい
→50音順だと「火・月・木・金・土・水・日」になってしまう
– アンケート結果を「非常に良い、良い、普通、悪い、非常に悪い」の順に並べたい

こんなときに活躍するのが**「ユーザー設定リスト」**という機能です。

これは、自分が好きな並び順をあらかじめエクセルに登録しておいて、その順番通りにデータを並べ替えられる便利な機能なんです。

ユーザー設定リストのメリット

– 一度登録すれば、何度でも使える
– 通常の表だけでなく、ピボットテーブルでも使える
– 手作業で並び替える手間が省ける

特にピボットテーブルで使えるのが大きなポイントです。

ピボットテーブルの行や列は自動的に50音順になってしまいますが、ユーザー設定リストを使えば、報告書やプレゼン資料に最適な順番で表示できます。

3. ユーザー設定リストの登録方法を詳しく解説

実際にユーザー設定リストを使って並び替える手順を、ステップごとに説明していきます。

最初は少し手間ですが、一度覚えてしまえば簡単です。

ステップ1:並べ替え画面を開く

1. 並べ替えたい表の中のどこか1つのセルをクリック
2. 「データ」タブをクリック
3. 「並べ替え」ボタンをクリック

ステップ2:ユーザー設定リストを選ぶ

1. 並べ替えの基準にしたい列(例:役職や部署名)を選択
2. 右側の「順序」のところをクリック
3. 「昇順」「降順」の下にある「ユーザー設定リスト」を選ぶ

ステップ3:独自の順番を登録する

1. 新しい画面が開くので、左側の「新しいリスト」をクリック
2. 右側の「リストの項目」という入力欄に、並べたい順番で項目を入力
– 項目と項目の間は、カンマ(,)で区切るか、Enterキーで改行
– 例:「社長,部長,課長,係長,一般社員」
3. 「追加」ボタンを押す
4. 「OK」をクリック

便利な裏技:セルからリストを取り込む

項目が多い場合は、手入力すると大変です。

そんなときは、あらかじめシート上のセルに並べたい順番を入力しておいて、「リストの取り込み元範囲」からそのセル範囲を選択すると、一気に登録できます。

リストの登録が完了すると、元の並べ替え画面に戻ります。

「OK」ボタンを押せば、あっという間に指定した順番通りに並び替えが完了します!

4. 並び替えが上手くいかないときのチェックポイント

「設定したのに並び替えができない」「表がぐちゃぐちゃになった」というトラブルが起きたときは、以下のポイントをチェックしてみてください。

よくある失敗原因1:セルが結合されている

これが一番多い原因です。

表の中に「セルを結合して中央揃え」で作った見出しなどがあると、エクセルがどう並べ替えていいか分からなくなってエラーが出ます。

**解決方法:**
– 表全体を選択
– ホームタブの「セルを結合して中央揃え」ボタンをもう一度クリックして、結合を解除
– 並び替えが終わってから、必要なら再度セルを結合する

**ポイント:** セル結合は、データ処理が全部終わった最後にやるのがコツです。

よくある失敗原因2:見出し行も一緒に並び替えられてしまう

「氏名」「部署」などの見出し行が、データの中に混ざってしまうトラブルもよくあります。

**解決方法:**
– 並べ替え画面の右上にある「先頭行をデータの見出しとして使用する」にチェックを入れる
– これで1行目は固定されて、2行目以降だけが並び替えられます

よくある失敗原因3:文字が微妙に違う

ユーザー設定リストを使ったのに順番が反映されない場合は、リストに登録した文字とセル内の文字が完全に一致しているか確認しましょう。

**よくある違い:**
– 全角と半角(「部長」と「部長」)
– スペースの有無(「営業部」と「営業部 」)
– 大文字と小文字(「Manager」と「manager」)

エクセルはこうした違いを厳密にチェックするので、少しでも違うと別の文字として扱われてしまいます。

まとめ

これらのポイントを押さえておけば、どんなに複雑なデータでも、思い通りの順番にきれいに整理できるようになります。

最初は戸惑うかもしれませんが、何度か練習すれば自然に使いこなせるようになりますよ!

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